何気ない日常

今日も早朝からTOBRUKのプールで泳ぐ。雲ひとつ無い快晴の空の下、昨日からの晴天で夜からの放射冷却による今年一番の冷え込みのように感じる。根性を決めてプールに入るがさすがに冷たい。プールは殆ど貸し切り状態で、自分も入れて3人しかいないと思いきやアクアビクスのおばちゃんたちのグループがぞろぞろ入ってきた。真横から受ける朝日を全身に浴びて泳ぐのは最高に気持ちいい。
1000メートルほど泳いだ後に熱いシャワーを浴びるが、これがまた極上に気持ちいい。ここの更衣室は窓が無いので自然の風が直接建物の中に入り込む、屋外で熱いシャワーを浴びているような感じで寒さも一転してリフレッシュできる。而して広い格子戸の窓枠から見る空は吸い込まれそうになるぐらいただ青い。
若い頃に片岡義男の「一日じゅう空を見ていた」という本を読んだ記憶があるが、たぶんこの蒼穹な青天井なら一日じゅう空を見ていてもきっと飽きないだろうと思うほど青さが際立つ。毎朝、起きる前に今日は行くの止めようかなぁと弱気になるのだが、泳いだ後の達成感で、やっぱり今日も泳いで良かったと 爽快な気分に満足する。
明日は年に一度のケアンズのお祭りの日で「CAIRNS SHOW DAY」と謳ったオーストラリアの中でもケアンズだけの祭日になる。残念ながら今年のお祭りはコロナで中止だがこのお祭り、まるで昭和40年代にタイムスリップしたようなレトロ感満載のお祭りで、子供の頃に感じた日本の縁日で記憶した遠い遡及をこのお祭りで又候に回想する。明日も良い天気になりそうだ。