2020年4月のブログ記事

  • 星に願いを

    これはピノキオの話ではない。 本来ならいよいよ待ちに待ったゴールデンウイークが始まりケアンズも活気の中、日本人で溢れかえっていたところだが、今年はそれも叶わず今は静寂な空気に包まれて、秋がかったキュランダの山も日差しがひと段落したグリーン島も今だ感じない人々の群生の声にこの瞬間も起きることは無くた... 続きをみる

  • 全く人気の無いもの

    今回はオーストラリアの珍品?をご紹介したいと思う。イラストレーターのみうらじゅんさんも絶対知らないレアなお土産品を挙げてみたい。先ず、最初にご紹介したいのは『カンガルー皮のWHIP(鞭)』だ。牛や羊 をスムーズに移動させる為の道具で、オーストラリアでは、この鞭で家畜を追う人のことをストックマンと言... 続きをみる

  • 動物大国

    次週のNHK「ダーウィンが来た」でハリモグラ(オーストラリアでは、トゲトゲのハリが体中にあることからスパイキーと呼ばれている)の放送が予定されているが、この動物、5セントコインの裏面にも登場するカモノハシ科に属するカモノハシの兄弟で、今、ロッドネス島のクウォッカと並んで密かに人気上昇中の動物だ。ケ... 続きをみる

  • お土産の袋について

    最近の手軽なお土産品の人気傾向は以前とは随分変わって来て、従来のキーホルダーやマグネットのような定番土産からエンビロサックスのエコバックなどの実用的なお土産品を求める人が増えて来ている。基本的にオーストラリアでは買い物袋はくれないか有料なので、その必要性からエコバックを購入するお客さんが増えている... 続きをみる

  • 伝統土産

    オーストラリアのお土産品として皆さんが真っ先に思い浮かべるのは何か?お菓子のTIMTAM、ブーメラン、コアラやカンガルーのぬいぐるみ、またはオパールとか、最近ではT2の紅茶何かも。これからオーストラリアに旅行に来たら是非、参考にしてほしいあまり日の当たらない商品を挙げてみたい。 まず最初は「カンガ... 続きをみる

  • 明日に向かって

    日本でも賃料のこと がニュースで取りざされていたが、家主も自社のビルの返済でなかなか家賃の交渉には応じられない様で、同じような問題が地域を問わず起こっているのが現状のようだ。幸いなことに短期だが家賃が要求通りに減額され少しホッとした。しかしこれがずっと続くわけでは無いので、やはりどこかで人の動きの... 続きをみる

  • 失敗から学ぶ

    この20年間の間に失敗もした。最大の失敗は二店目としてオープンしたブランドのブティックのリースの延長によって生じた損失で、MIMCOというブランドだが女性新鋭デザイナーによる斬新なデザインが受けて、最初の2001年のオープン時から3年は好調が続き波に乗ったが、旅行者の減少と航空業界の再編等も重なっ... 続きをみる

  • 時間をかけて

    無名のブランドを世に打ち出すのには時間を要する。ヘレンカミンスキーも最初はそうだった。ちょうど18年前だったが、当時から、ただ椰子で編んだだけのバックが$200以上もしていて、まぁ、当時の円高の割安感に助けられた感が多分にあったと思うが、今だったら殆ど買わないだろうなと思うくらい微妙な商品で、実際... 続きをみる

  •  続 無名ブランドをケアンズから発信

    信じるのは自分の感性だけ。これはっ!と感じたものをチャレンジしてみる。これは会社に属しているとなかなか自分の好きなようには出来ないが、個人だと好きなものを取れるので大変な反面やりがいもあるのだ。個人の店というのは、そのオーナーの考えや特色がすぐ分かるので面白い。 当時、ケアンズはセレクトショップの... 続きをみる

  • 無名ブランドをケアンズから発信する

    以前、自分が勤めていたデパートの当時の部長から退職する際に手紙を渡された。簡潔な文章で「オーストラリアで大輪の花を咲かせてください」という内容の手紙だった。この言葉を今も心に刻みこんで、そこで自分が決めたのが、「オーストラリアで一番の店」を作ることだ。何をもって一番なのかは今でもその答えは導きだせ... 続きをみる

  • 新鮮な気分

    多くの国々から集まった移民が居住するケアンズでは、各々のアイデンティティが尊重され、その国の文化や慣習に人々はあまり干渉しないというスタンスを感じる。ナショナリティーが強くないので、異国の食文化や伝統など自分に合うものがあれば何でも受け入れるのがケアンズのスタイルだ。「郷に入れば郷に従え」と言う諺... 続きをみる

  • 問題は家賃

    今日も売上げは無い。今月の売り上げは今のところ無いに等しい。 そして未払いだった商品の催促もチラホラ。頼みの綱である政府からのサポートの連絡も滞ったまま、どうすりぁーいいのさ~ この私~ 夢は夜開く~ と、古かったか。 一番の問題は家賃!これが上手く解決されれば言う事は無い。このままずっとバックレ... 続きをみる

  • 黄昏の中

    イースター(復活祭)も昨日で終わり、ホリデー気分から一転して取りあえず仕事に来ている。と言ってもお客さんは来ないのだが。過去に一度もイースターホリデーの時に仕事を休んだなんてことは無く、この事に対する罪悪感は結構残るが、もう多分この時期に仕事を休むということは恐らく無いと思いたいので、ゆっくり過ご... 続きをみる

  • 続 風にふかれて

    「冬になるとリックは一人で二ュージーランドにスノーボードに行くの」と、はにかんだ笑顔で奥さんは話してくれた。 或る時、日も落ちかけた夕暮れ迫る、しかも岸からかなり離れた距離の誰もいなくなった海の上で突然、「ぱーん」と乾いた音と共にマストが真っ二つに折れてしまい、そこから岸までパドリングで帰る羽目に... 続きをみる

  • 風に吹かれて

    ハーフムーンベイと呼ばれる三日月型の美しい湾の中に『ヨーキーズ ノブ』と呼ばれるビーチがある。ケアンズから数えて3つ目のビーチで、自宅から車で10分程の距離にあり、毎朝、犬を車に乗せて散歩に行くお気に入りのビーチだ。でも最近はガソリンをケチってヨーキーズには行っていない。 このビーチは自分にとって... 続きをみる

  • お客さんに伝えたいこと

    昨日、オーストラリア政府は、国民に対して$130 BILLIONを計上して雇用主のもとで一年以上働いた全ての従業員に、二週間で$1500を支給する法案が議会で承認され、該当者は今後その申請の手続きに入ることになりました。 自分が思うに都道府県別で断トツにお買い物を豪華にして頂いている県は愛知県のお... 続きをみる

  • 猫が隠れている

    ニューヨークの動物園でコロナウイルスに感染した飼育員から、そこで飼育されたトラも感染したというニュースがありました。自分も犬を飼っているのですが、他の散歩している犬から接触したら感染するのかと余計なことを考えてしまいます。 犬の散歩は朝と晩の自分の日課だ。今日も犬が自分の車の車輪の下を入念にチッェ... 続きをみる

  • ブランド品の思い出

    オーストラリア全体での新しい感染者は、ここ数日で減少傾向にありますが、ここケアンズでは昨日までに30人が確認され、引き続き警戒が必要です。また、クイーンズランド州では921人の感染が確認されています。 自分は主にバックや時計などのブランド品を売る仕事に携わってきたが、自分の風貌はどちらかと言うと縁... 続きをみる

  • スペンス通りの投影

    街のいたる所でソーシャルディスタンスが求められています。2Mは距離を取ること。 飛まつ感染が一般的な感染原因とされてましたが、実はエアロゾル感染によってウイルスが付着するという最近の検証が、このソーシャルディスタンスを認識する上で重要なことに。大型スーパーも一人ずつ順番に距離を保って入店することに... 続きをみる

  • 「マスクの似合わない所」

    治安が比較的に安全だと言われてきたケアンズでも最近は窃盗や強奪といった物騒な事件が発生しているようです。日本人が被害にあったケースも何件か聞いています。ナイフをいきなり突き付けられて、持っていた現金を全て奪われたというワーキング ホリデーの若者の証言も聞きました。治安が良いのが売りのケアンズですが... 続きをみる

  • 今、ケアンズで人生の崖っぷちに立つ

    ケアンズでは、今 生活必需品、食料品が手に入り難くなっています。 特に、トイレットペーパーが、全く手に入りません。食料品では、パスタの様な日持ちのする物やお米など生活に直結するものが不足しています。パナドールなどの医薬品もなかなか買えません。 「これも困る」 今日も朝からスーパーでトイレットペーパ... 続きをみる

  • 今、ケアンズで人生の崖っぷちに立つ

    30日、オーストラリア政府は大胆な支援策を国民に打ち出しました。全てのJOB KEEPER(1年以上働いた従業員)に対してフルタイム、パートタイム、カジュアル、全て一律、2週間で$1500ドルを半年を目途に支給するというもので、職を失った人達は、この政策で少し、安堵出来ました。また、小、中規模の事... 続きをみる