2020年7月のブログ記事

  • ハチ

    最近うちの犬の様子がちょっとおかしくなって来た。オーストラリアでは珍しい柴犬を飼っていて、名前は『ハチ」。もちろんあの忠犬ハチ公にあやかって命名した。もうすぐ11歳になる。そのハチが夜更けや明け方の早い時間に突然吠えまくるようになってしまった。どうやら認知症が始まったらしい。 柴犬の平均寿命は11... 続きをみる

  • 伝統

    今朝の気温は12℃、ケアンズとしては特に寒い朝となった。朝靄のような霧が山のすそ野を覆っている思ったら燻った匂いがする。どこかで山が燃えているようだ。この季節のケアンズは晴天続きで乾燥して山が燃えることが多い。このような日がこれから延々と続く。 こんな肌寒い時はウールの暖かさが恋しくなる。 昨日、... 続きをみる

  • 昔のまま

    感染拡大が止まらない中で「新しい生活様式」をさらに定着させていく必要があるとして、一昨日も西村大臣がテレワーク7割の推進や時差通勤などを改めて国民に要請した。今までとは違う世の中の新しい生活様式を我々はさらに模索する。 在宅勤務だったら電車も満員にならないし痴漢も減るので、通勤で電車を利用する人に... 続きをみる

  • 8月の空

    ケアンズに最高の季節がやって来た!朝から雲ひとつない抜けるような青い空が広がる。 プールで朝日を浴びながら泳ぐ恍惚の心地よさに、水の中で身体が蕩けそうになっていくようで過ぎるはずの時間が暫し止まる。本当なら今頃は日本からたくさんの夏休みの家族連れが訪れるはずだったが。。 8月のケアンズは素晴らしい... 続きをみる

  • 元気で!

    一昨日はヤンガバラに出向いて家族最後の外出のドライブになった。しばらく実家にいた息子もシドニーに帰る日があさってに迫って来た。ボーダーが閉鎖される寸前にケアンズに逃れて来て早4か月が経った。シドニーは今だ感染が収まっていない所なので、気を付けてもらいたい。そんな訳でかみさんも今は何だか元気が無い。... 続きをみる

  • いにしえ

    昨日はどうしても気になっていたテーブルランドの「ヤンガバラ」のマーケットに出向いてみた。土曜日で店を閉めるというかなりの後ろめたさはあったが、今しか出来ないことと割りきってヤンガバラに向けて出発した。さて、今回は南回りのルートでケアンズから20キロ程下ったマルグレーブ製糖工場が象徴されるゴードンベ... 続きをみる

  • 優しい巨人

    昨日お客さんが買い物をした後に「どこから来たの?」と尋ねたら「ハービーベイよ」とにこっと笑って返してくれた。すかさず「クジラの見れる季節だね」と言うと「とってもいい所よ」と言って微笑みながら店を後にした。そうだなぁ ハービーベイは今、ちょうどクジラの見れる季節だなぁとザトウクジラを想い起こす。冬の... 続きをみる

  • 大地に宿る精霊たち

    ディジュリドゥという民族楽器を奏でるアボリジニーはこの楽器を使って天地天上の全ての万物に宿る精霊と交信すると言われている。。「ドリーミング」と呼ばれる独自の世界観を持ち、常に自然と共にある生き方を選ぶ、世界最古の文化を持つオーストラリアの先住民族だ。 その名前の由来はラテン語の「始まり」アブ・オリ... 続きをみる

  • さとうきび

    真っ直ぐに伸びたさとうきびの花が高く目立ってくるとそろそろ収穫の時期、7月から11月にかけて刈り入れの季節がケアンズにやって来る。どこまで続くのかと首を長くして待つ42輌にも列なる 長い貨車に、目一杯積んだ黄色と臙脂色のサトウキビ鉄道が実りの整った畑の中を軋む音をたてながら狭いレールの上を延々と走... 続きをみる

  • 何気ない日常

    今日も早朝からTOBRUKのプールで泳ぐ。雲ひとつ無い快晴の空の下、昨日からの晴天で夜からの放射冷却による今年一番の冷え込みのように感じる。根性を決めてプールに入るがさすがに冷たい。プールは殆ど貸し切り状態で、自分も入れて3人しかいないと思いきやアクアビクスのおばちゃんたちのグループがぞろぞろ入っ... 続きをみる

  • 雲のじゅうたん

    ぽっかりと浮かんだ綿菓子のような雲の上に乗ってみたいと思ったことはないだろうか? そんな空想を現実に楽しんでいる人たちがオーストラリアにいる。その雲の長さは千キロにも及び幅は千メートルに達する。オーストラリアが生み出す超自然現象の幻の巨大雲、「モーニング・グローリー」だ。 この巨大雲は高度千メート... 続きをみる

  • 新しいアイディア

    昨日もまた懲りずにサンデーマーケットに出向く。場所はケアンズがら北に12キロほど離れたホロウェーズビーチという普段は波の音しか聞こえないようなひっそりとしたビーチだが、昨日はマーケットとあってか多くの人で賑わっていた。このビーチの歴史は1910年にリチャード・ホロウェーという人がこの地区を訪れ、1... 続きをみる

  • 新しい風

    美人を形容する歳時記の中で花に例えた表現に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」なんていう言葉がある。芍薬のようなしなやかな香り、座って見ても美しい牡丹の花、優雅に歩く女性に例えた百合を花言葉に形容したそうだが、皆さんはオーストラリア人の女性でどんな奇麗な人を想像するだろうか? まず始めに思... 続きをみる

  • 海の重鎮

    一昨日の朝にニューサウスウェールズ州の北部の海岸でサーフィンを楽しんでいた60歳の男性がホオジロザメに襲われて死亡した。男性は大腿部を噛まれていて、傷の手当が行われたがその場で死亡が確認された。サメの大きさは約3メートルだったという。 オーストラリアは世界でもっともサメの被害が多い所で、現地ではシ... 続きをみる

  • 笑顔

    トルガに向かった先でひとつびっくりしたことがあった。町に向かう手前で開けてきた山の一部に巨大なタービンの風力発電機が20基以上か、この町には凡そ似つかぬ情景でその自然景観に反して不気味に感じるほどに動いていた。西の方角からダイレクトに風がぬける立地に風力発電機は仁王立ちでタービンを旋回していた。も... 続きをみる

  • 魔法の光

    昨日は久々にアサートン高原のトルガという所に行って来た。ここは内陸の高原なので今の季節はケアンズに比べて2度ぐらい気温が低いと言われているが、いやぁ~寒かった。毎月第一日曜日にトルガのマーケットがオープンする。コロナの関係でずっとキャンセルが続いていたが昨日は久々のオープンとなり、たくさんの人がマ... 続きをみる

  • ブルーイー

    ギネス公認の世界最高齢の犬をご存じか? その犬とはオーストラリアン・キャトルドッグの雌犬で名を「ブルーイー(BLUEY)」という牧畜犬だ。出生年を確実に証明出来る犬として、今でも世界一長寿の記録を持ち続けている。その老衰により天寿を全うした年齢は何と29歳5か月という長きに渡って生き続けた優秀な犬... 続きをみる