身近に実感

今日から新たにシドニーの都市部からのクイーンズランドへの立ち入りが閉鎖された。今朝ほどのブレーキングニュースで報じられたもので、都市部でのクラスターの集団感染による封鎖措置によるもの。ビクトリアに続きシドニー市内からもクイーンズランドに旅行することが出来なくなってしまった。8月に入っても暗いニュースが引き続く。


息子がシドニーに帰る際に国内線ターミナルで見送りに行った時に、ケアンズに到着した乗客が皆な到着ゲートの出口からマスクを付けて出て来るのを見て、初めてコロナの感染を身近に実感した。正直今までこんなにマスクをしている人を見たことが無かったのでちょっと怖かった。物々しい感じの中で到着した乗客に対して待ち構えている警察官に番号の書かれた紙を提示しながらその質問に皆な首を横に振りながら神妙に答えていた。


これが楽しみにしていたケアンズでの旅の始まりかと思うと、きっと気も多少滅入るかもしれないが、旅行に来た人は思う存分ケアンズを満喫して行ってほしい。シドニーの都市部やビクトリア州は今、完全に雰囲気がクイーンズランドと違う様。ビクトリアは今マスクの着用が義務付けられているらしい。


そしてシドニーにいる息子には十二分に注意してほしい。身近なところに感染者がいるのは、ここではちょっと想像できないけど、同じように今の日本もそんな感じなのかな。 今日のケアンズは8月としては珍しく雨もぱらついてどんよりと曇っているすっきりしない天気。でも、せめて天気ぐらいは澄み切った青空が今は欲しい。